ターミナル上のClaude Codeを、スマホ・ブラウザ・スクリプトから
自在に操作する3つの方法を完全解説
Claude Code は、ローカルマシン上で動作するAIエージェントです。 リモートからの操作方法として3つのアプローチが用意されています。
ローカルのClaude Codeセッションをブラウザやスマホから操作。 ファイルシステムやMCPサーバーにフルアクセスしたまま、 外出先からも作業を継続できます。
-p フラグによる非対話モード。
CI/CDパイプラインやシェルスクリプトから
Claude Codeをプログラム的に呼び出せます。
Python / TypeScript ライブラリとして Claude Codeのエージェント機能をアプリに組み込み。 本格的な自動化エージェントを構築できます。
すべての方法において、Claude Code はローカルマシン上で実行されます。 コードやファイルがクラウドに送信されることはなく、 安全にローカル環境のリソースにアクセスできます。
ローカルのターミナルセッションを、ブラウザやスマホからリアルタイムに操作します。 Pro または Max プランが必要です。
プロジェクトディレクトリで以下のコマンドを実行します。
3つの接続方法があります。
ターミナルに表示されるURLをブラウザで開く
Spaceキーを押してQRを表示 → スマホで読み取り
claude.ai/code からセッションを選択
毎回コマンドを打たなくても、設定で常時有効にできます。
ターミナルを閉じるとセッションが終了します。 また、ネットワーク切断が10分以上続くとタイムアウトになります。 1つのClaude Codeインスタンスにつき、同時に1つのリモートセッションのみ有効です。
スクリプトやCI/CDからClaude Codeを非対話的に実行します。 自動化ワークフローの基盤となるモードです。
-p フラグにプロンプトを渡すだけで、
非対話的にClaude Codeを実行できます。
--continue で直前のセッションを継続、
--resume で特定のセッションIDを指定して再開できます。
出力形式をJSON、ストリーミングJSON、テキストから選択できます。 構造化データの取得には JSON Schema も指定可能です。
GitHub ActionsなどのCI環境で、コードレビューやテスト修正を自動化できます。
Python / TypeScript のライブラリとして、Claude Codeのエージェント機能を アプリケーションに組み込めます。
環境変数 ANTHROPIC_API_KEY にAPIキーを設定してください。
AWS Bedrock(CLAUDE_CODE_USE_BEDROCK=1)、
Google Vertex AI(CLAUDE_CODE_USE_VERTEX=1)にも対応しています。
用途やプランに応じて最適な方法を選択してください。
| 機能 | Remote Control | Headless (-p) | Agent SDK |
|---|---|---|---|
| ローカル実行 | ✓ | ✓ | ✓ |
| インタラクティブUI | ✓ ブラウザ | — | — |
| モバイル対応 | ✓ | — | — |
| プログラム的利用 | — | ✓ | ✓ |
| 必要な認証 | Pro / Max プラン | APIキー | APIキー |
| MCP サーバー | ✓ | ✓ | ✓ |
| セッション継続 | ✓ 自動 | ✓ --continue / --resume | ✓ resume パラメータ |
| 主な用途 | 外出先からの開発 | CI/CD 自動化 | 本格的なエージェント構築 |
各リモート操作方法を活かした、実際のワークフロー例を紹介します。
PCでRemote Controlセッションを立ち上げておき、 通勤中にスマホからPRのレビューやフィードバック対応を行う。
GitHub Actionsで新しいPRごとにClaude Codeを実行し、 セキュリティやコード品質の自動レビューコメントを生成。
Agent SDKを使い、チーム固有のコーディング規約チェックや ドキュメント自動生成ツールを構築。
cronジョブでリポジトリのTODOコメントやデッドコードを 定期的に検出し、レポートを自動生成。
テスト実行 → 失敗分析 → コード修正 → 再テストの 一連のフローをSDKで構築し、完全自動化。
Remote Controlのセッションを共有し、 リモートのチームメンバーとClaude Codeを活用した 共同作業を実施。
安全に運用するための仕組みが複数用意されています。
すべての通信はHTTPS/TLS経由。 インバウンドポートは不要で、 アウトバウンド通信のみで動作します。
bypassPermissions、
acceptEdits、
requireApproval の
3段階で制御可能。
Hooksでツール実行前後にカスタムロジックを挿入。 コンプライアンスや操作ログの記録に活用できます。
requireApproval — すべてのツール使用に承認が必要(最も安全)
acceptEdits — ファイル編集は自動許可、破壊的操作は承認が必要
bypassPermissions — すべて自動許可(CI/CD向け、信頼できる環境のみ)
すべてのリモート操作方法で、以下のツールが利用できます。
| ツール名 | 用途 |
|---|---|
Read | ファイルの読み込み |
Write | ファイルの新規作成 |
Edit | 既存ファイルの編集 |
Bash | ターミナルコマンドの実行 |
Glob | ファイルパターン検索 (例: **/*.ts) |
Grep | 正規表現によるファイル内容検索 |
WebSearch | Web検索による情報取得 |
WebFetch | Webページの取得と解析 |
Task | サブエージェントの起動・委譲 |